April 2019 : トルコ Turkey

2019/4/21

久々の成田空港へ。今回はトルコ航空です。トルコ航空を利用するのは初めてです。夜出発の便です。夜を追っかけてトルコに行きます。トルコ到着は翌日夜中3時です。
そして到着するのは新イスタンブール空港。私が利用する二週間前にオープンしたばかりです。綺麗ですね。ただ、夜中3時で誰もいない。

2019/4/22

空港に到着して、ガイドさんと合流。とても流暢な日本語を話すトルコ人のガイドさんです。
そのまま、4時半頃からバスに乗り移動を開始します。目的地は「トロイ」。そう、あのトロイの木馬のトロイです。
イスタンブールに到着したのに、移動している方向は逆方向。このツアーは反時計回りに回り、最後にイスタンブールに戻る予定なのです。
途中、「ダーダネルス海峡」を渡り、アジアに上陸。(イスタンブール空港はヨーロッパ大陸側にあります。)もう移動疲れで皆さん寝ています。
何回か休憩を挟みながら、トロイに到着したのは10時過ぎ。1時間ほどトロイの遺跡を散策します。トロイ遺跡はほとんど崩れており、昔の面影はあまりありません。ガイドさんの丁寧な説明があるおかげで理解が深まります。自分だけで旅行するのとは違うますね。
近くにある海岸沿いのレストランで食事をした後、宿泊地に移動します。宿泊は「アイワリク」というリゾート地です。ホテルに着いたのは16じ過ぎ。この場所はホテル以外何もありませんでした。
さすがに移動で疲れました。この日は早く就寝しました。

2019/4/23

朝8時過ぎに出発です。今日もバス移動が長いです。
最初の目的地は「エフェソス遺跡」があるセルチュクという街です。午前中は「アルテミス神殿」を見ますが、基本がれきで唯一柱が一本残っています。柱の上に鳥の巣ができていました。
この辺りは羊の皮のなめし技術が高いらしく、革製品の工場兼販売所に案内されました。高級ブランドに卸しているものをかなり安く購入できるということでしたが、30万のものが10万で買えるというレベルのもので通常なら手を出さない価格帯のものです。

昼食を挟み、エフェソス遺跡へ。エフェソス遺跡は街そのものが遺跡として残っている様な規模の大きなものでした。なので、規模的にこの遺跡は圧巻です。また、多くの建物は復元されており昔の町並みを思い起こすことができます。最後は劇場がそのままの形で残っており、たまに使われる様です。こんなところで夜にオペラとか観たら記憶に残るでしょうね。ここでもガイドさんが日本語で丁寧に説明していただきました。ツアーのメリットですね。エフェソス遺跡は全部観るのに一時間半ほどかかりました。

ここから3時間ほどバスで走り、今夜の宿である「パムッカレ」へ。ここは温泉リゾートでホテルの中に温泉がありました。夜は名物のベリーダンスも楽しみました。

2019/4/24

「パムッカレ」は世界遺産でもあります。石灰棚の美しい景観で知られていますが、残念ながら温泉は減少しており、あえて温泉を石灰棚に流さない様にしています。一部観光客用に足湯を提供しているだけで、ほとんどの石灰棚には水がありません。
水が無いとはいえ、石灰棚の上にある遺跡や、石灰棚の美しさは観る価値があります。温泉の下に沈んだ遺跡もあるのですが、それもまた美しかったです。

10時頃にはパムッカレ遺跡を出発し、次の目的地「コンヤ」に向かいます。この移動も長かったです。
コンヤは交易と宗教の重要拠点として栄えた街です。メヴラーナ博物館に行き、歴史の説明を受けます。特にイスラムに関わる説明などはガイドさんの説明なしには理解できなかったと思います。昔のコーランや歴史的な絨毯なども展示されていました。
今日は夕食までちょっと時間があったので、近くのスーパーでちょっとしたお土産とビールを買いました。

2019/4/25

今日はいよいよハイライトの「カッパドキア」に向かいます。
最初に向かうのは「カイマクリ地下都市」です。本当にこんな洞窟に都市があったのかと驚きです。ちゃんと空気孔までしっかり用意されていました。
洞窟レストランで食事をした後、いよいよ「カッパドキアの奇岩群」です。最初に目に飛び込んできたときは小さい歓声を上げてしまいました。天気が良かったこともあり、他では見ることの出来ない景色に感動しました。いくつかの奇岩群を見てから、「ギョレメ野外博物館」へ。このイスラム教の国で多くのキリスト教にまつわる遺跡を見ることができます。岩の中に数多くの教会があったようです。

ここでガイドさんから朗報が。元々ツアーには気球は含まれていないのですが、オプションで参加することが可能になったとのことです。早速申し込みました。明日の朝が楽しみです。
今夜のホテルは洞窟ホテルです。結構いいホテルだと思いました。洞窟ホテルといいながらもちゃんとホテルの部屋として成り立っています。基礎の部分だけに洞窟を利用している感じでしょうか。

2019/4/26

本日は朝早く起床し、気球ツアーに参加します。参加できるとは思っていなかったので、とてもラッキーでした。
ホテルから30分ほどの広場で気球に乗り込みます。あたりを見回すと同様の気球が数多く飛び立とうとしています。気球の運転手さん曰く、今日は天気が良いこともあり100機以上の気球が上がるということです。まだ暗い中、気球のバーナーの明かりだけがまぶしく光ります。それを頼りに気球に乗り込みます。気球はしっかりとした作りで、ちゃんと足元や壁にクッションが敷いてありました。
気球はあっという間に高度が上がります。気球は風まかせみたいなイメージがありますが、そんなことは無いようです。気球の横に穴があって、その穴を開けたり閉じたりで横の移動をコントロールしていました。
しばらくすると朝日が昇ってきて、カッパドキアの美しい風景が目に入るようになります。周りを飛んでいる他の気球と相まって、ここでしか見えない美しい景色に息を飲みます。カッパドキアに来たら絶対気球は試してみるべきですね。1時間ほどの遊覧を楽しんだら、着陸して炭酸のクランベリージュースで乾杯を行います。朝早く出発したので、ホテルに戻り朝食を食べてもまだまだ時間がありました。

午前中はトルコ絨毯のお店で地元の名産の説明や買い物をしました。
ランチ後はいよいよイスタンブールに戻ります。近くのローカル飛行場より、国内線でイスタンブールに戻るのですが、2時間くらい遅れてました。飛行機が遅れてしまったのもあり、随分遅い時間にイスタンブールに到着しました。また、イスタンブール名物の渋滞にハマりました。それでも多少時間的な余裕はあったので、直接レストランに行きました。ツアーで気を使っていただいて、一週間ぶりの日本食をいただきました。
そしてホテルはリッツ・カールトンでした。初めてリッツ・カールトンに泊まりましたが、ちょっとレベルが違いましたね。

2019/4/27

今日は丸一日イスタンブール観光です。そして飛行機は日付が変わった2時頃の出発なので、観光後そのまま空港に向かうことになります。

まずは、オプションで申し込んでいた、「スレイマンモスク」と「ボスポラス海峡」クルーズです。その後、オリエント急行の終着駅でもあった「シルケジ駅」でランチ。
そして旧市街の散策。「トプカプ宮殿」へ。ここもガイドさんの説明がありがたかった。次に「ブルーモスク」です。観光客が入れる時間の締め切りが迫っていたので急いで観光することにしました。内装が工事中だったこともあり、あまり大きさを堪能できませんでした。そして「アヤソフィア」へ。ここは教会として建設されたがモスクになったりと歴史的な背景が色々あったようです。モスクなのにマリア様が壁に描かれていたのは結構衝撃でした。そして最後に「バザール」へ。あまりここで買うものはないのですが、雰囲気を味わいに端から端まで歩いてみました。

ちょっと遅めの夕食をいただき、空港に着いたのは10時くらい。出発までは4時間ほどあるので、十分お土産の購入する時間はありました。新しい空港なので、まだお店が出店していないスペースなどたくさんありました。また、プライオリティパスで利用できるラウンジもありませんでした。

2019/4/28

2時頃の便に乗り成田へ戻ります。
いつもは飛行機では寝れないのですが、さすがに結構寝たと思います。

スケジュール的にはちょっとキツかったと思いますが、トルコを満喫できたのは間違いありません。
また、良いホテルに泊まれたり、ガイドさんが丁寧に説明してくれたりと、個人旅行では味わえないメリットを色々享受できました。もういい歳になってきているので、ツアーが楽ですね。
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